訪問鍼灸について
こんにちは。
代表の北川です。
今年に入りまして、新規患者様から訪問マッサージのお問い合わせが増えています。
緊急事態宣言下において外出自粛が延長され、ご高齢様と障害者様の運動不足による
リハビリ需要がのが高まってきています。
横浜市金沢区の新規の患者様へ新人スタッフと研修を兼ねて訪問した時に、
「おたくは、鍼灸(はりきゅう)もやっているの?」
とお尋ねがありました。
40代の方でしたが、20代の頃交通事故で頚椎捻挫となり後遺症に悩まれていて、鍼灸を長年受けられているとのことでした。
訪問鍼灸(はりきゅう)は、
マッサージとは別に、
「はりきゅう同意書」
を医師に書いて頂きましたら健康保険で施術を受けることが出来ます。
訪問マッサージとは別に、訪問鍼灸(はりきゅう)についてご案内していきます。
目次
①鍼(はり)の種類
②灸(きゅう)の種類
③適応疾患について
④まとめ
①鍼(はり)の種類
鍼と聞くと、
怖い!
注射針とどう違うの?
注射より痛い?
痛いことはしない??
と色々な声があります。健常者は鍼灸は保険対象外ですから施術を受ける機会が少ないので仕方がないのは皆さんご承知の通りです。
お灸も一緒ですが、私たち鍼灸師の仕事は、皆さまの、
「痛みや怖さを和らげながら刺激をコントロールして施術をすること」
です。
きたがわ鍼灸指圧院では、安心して受けて頂く為に、スタッフ一同常に心掛けております。
鍼の種類についてご紹介しますね。
鍼には大きく以下の3種類があります。
1.ディズポーザブル鍼(使い捨て)

使い捨ての鍼です。
使い捨てで一回のみ使用します。
訪問時には基本的には扱いません。
2.電気鍼(鍼に通電して刺激をする)

刺入した鍼に低周波を通して刺激を与えます(腰痛症の施術時)。
凝りや、だるさや神経痛のある部位にはよく使う施術法です。
訪問時には基本的には扱いません。
3.てい鍼、ローラー鍼(刺さない鍼)

東洋医学では小児鍼として古くから使われています。

皮膚内に刺さない鍼です。経穴経絡を刺激する際によく使用されます。
刺激の強さは、1.➡2.➡3.の順で、3.が一番弱い刺激です。
②灸(きゅう)の種類
お灸の印象はいかがでしょうか?
「熱そう!」、「火傷しそう」、
でしょうかね。怖そうな印象を抱きがちですがそんなことないですよ~!
市販で売ってます、せんねん灸はご存知だと思いますが「心地よい適度な熱さ」ですよ。
お灸は以下の3種類があります。
1.もぐさ灸(使い切り)

木管の中に入れて燃焼させるので程よい熱さです。
もぐさの種類によって、熱いものからぬるいものまでラインナップがありますよ。
2.電気温灸器
(皮膚に直接温熱刺激を与える)

先端からじわーっと温かくなりとても気持ちが良いです。
『きたがわ鍼灸指圧院では、訪問時では一番使用するお灸です。』
刺激の強弱は、1.➡2.の順となります。
私個人的には、1.を自身でやってますので鍼を受けるより好きです!
③鍼(はり)の適応疾患に
ついて
療養費制度の訪問鍼灸(はりきゅう)は、マッサージと同様に医師から頂きます、
「はりきゅう施術同意書(診断書)」
によって施術を受けることが出来ます。
マッサージとは異なり、「施術する部位」でなはく、はりきゅうは、「限定された疾患」で施術を受けることが出来ます。
限定された疾患とは以下です。
・神経痛
・五十肩
・リウマチ
・腰痛症
・頸腕症候群
・頸椎捻挫後遺症
・その他(慢性症状等)
また、必須条件として
・医師による適当な治療手段のないもの
決められています。
前回の訪問マッサージの施術時間についても記しましたが、横浜市金沢区でも横
須賀市でも札幌市でも大阪市でも那覇市でも(笑)もちろん同じです。

訪問鍼灸(はりきゅう)は6つの適応疾患のみ対象となります。
マッサージ同様、ホームページにも載せていますのでご覧下さい。
④まとめ
訪問鍼灸(はりきゅう)についてまとめますと、きたがわ鍼灸指圧院では、
鍼(はり):皮膚内に入る鍼は基本的に使用しません。
灸(きゅう):直接もぐさを燃焼する施術は基本的に使用しません。
となります。その他は個別対応になりますので詳しくは当院スタッフに直接お問い合わせ下さい。
また書きます。