リハビリ、機能訓練中止による運動不足と体調の変化

こんにちは。

代表の北川です。

 

緊急事態宣言が延長されました。

私どもの訪問エリアであります横浜市金沢区、横須賀市でもコロナウイルスの感染者が多く出ています。

各省庁からの緊急の財政支援や補助金や給付金の情報が新聞やネットニュースや、はたまた閣僚のTwitterから流されたり・・・。少々混乱を招いてます。

 

ここは皆さん、冷静になって、一番正確な情報を取りに行きましょう。

各官庁のホームページにアクセスするのが間違いないです。

 

今後コロナウイルスの終息に向けて残されている可能性は、「ワクチン接種」ですね。

こればっかりは早く全国民への接種によって一日も早く日常(平時)に戻ることを願うばかりです。

 

当院の利用者様も、緊急事態宣言の延長については少しばかり影響を受けております。

障害者さんの療養施設やグループホーム、高齢者施設での訪問鍼灸マッサージの施術は、自粛をしている所が少なくありません。

リハビリや機能訓練が中止となってしまう患者さんが増えてしまっています。

 

自粛期間があとどれくらい続くか分かりませんが、私たち鍼灸あん摩マッサージ指圧師の医療類似従事者として心配になることが沢山あります。

それは、

 

「利用者さんの運動不足による体調の変化」

 

この一点です。

 

具体的にはこのコロナ禍において、以下の症状となる可能性が考えられます。

 

【体調の変化①】姿勢の悪化により内蔵機能が低下

➡嚥下(飲み込み)能力低下⤵や誤嚥の発生

 誤嚥による肺炎リスク

 

 

【体調の変化②】下肢筋力の低下

➡転倒の頻度が増加・起き上がりや立ち上がり機能低下 

 下肢筋力低下の夜転倒リスク

 

 

【体調の変化③】「定期的なリハビリと機能訓練や筋トレ必要な患者さんのモチベーションの低下の可能性」

リハビリのモチベーション低下

 

これが一番心配です。特に入退院を繰り返されていたり、社会復帰に向けてリハビリを頑張ろうと決意した方々です。 この自粛によって、「やっぱり今は困ってないからいいや」とか、 「今のところ調子がいいし、悪くなりそうな時に声をかけて来てくれたらいいや」など、必要なリハビリを中止してしまって間違った判断をしてしまう可能性があるのです。

自粛化の下、運動不足によって上記の様な願っていない体調の悪化を防ぐようにしたいものです。

 

尚、当院においては、施術があえなく中断してしまった利用者さんの状況についてはケアマネージャーさんや相談支援専門員さんなどと密に情報交換をしております。

何とかこの様なネガティブな症状が訪問施術中断中に発症しないよう、願うばかりです。

リハビリ中止による運動不足からくる体調の変化や心の変化について記してみました。

 

また書きます。